Add Tab Index for Google の対応ブラウザに Google Chrome 5を追加

greasemonkey「Add Tab Index for Google」をバージョンアップしました。

Add Tab Index for Googleとは?

Googleの検索結果ページを3倍ぐらい使いやすくするためのgreasemonkeyです。
[1]検索結果の最初にフォーカスが当たる (Enterキーを叩くだけで検索結果の一番目が開ける!)
[2]検索結果のタイトルにタブインデックスを追加する (Tabキーを押して検索結果を移動できる!)


Ver1.2の変化点

  • Google Chrome 5に対応
  • AutoPagerizeの自動継ぎ足しが行わると、ときどきスクロールが上に戻ってしまう不具合を修正
  • 再読み込み(F5)時にフォーカスが合わない不具合を修正

ダウンロードは こちら(Add Tab Index for Google) からどうぞ!


力を入れたのはGoogle Chrome対応です。
意外と厄介だったんですが、HTML5の新機能、Web Storageを使用することによって無事動くようになりました。
(ブラウザの戻る対策として、フォーカス位置を記録するために使っています)


今回、このWeb Storageは初めて使ったんですが、とても簡単に使えたのでびっくり。
使い方は、これだけ。

// 設定したいとき
sessionStorage.setItem(key, value);
// 取得したいとき
sessionStorage.getItem(key);


使いどころは、ページの遷移に関係なく永続的にデータを保存したいとき。
今までだと、Cookieでやっていたんですが、それがうんと楽になった感じですね。
(なんとなく、HTML5って難しそうと思ってただけに拍子抜け・・・)


Cookieとの違いは以下の通り。

Cookie Web Storage
容量 4KB 5MB(変更の可能性あり)
期限 ブラウザを終了させるまで
または、任意の期限まで
タブを閉じるまで(SessionStorage)
永久(LocalStorage)
サーバへの送信 する しない
対応状況 Mosaic Netscape 0.9
Ineternet Explorer 2
Internet Explorer 8
Firefox 3.5
Safari 4
Google Chrome 4(SessionStorage は 5 から)
Opera 10.50


使いどころが結構ありそうですが、下手な使い方されるとディスク容量が心配・・・。